news

お知らせ

研修子どもの病気

児童精神医学講座オンライン2022 開催のご案内

児童精神医学講座オンライン2022 開催のご案内

児童精神医学講座オンライン2022 開催のご案内
「児童精神科医との対話~医療との連携ポイントを見極める~」

今年のテーマは「医療との連携ポイントを見極める」です。トピックに関する基礎的レクチャーのあと、司会の松本拓真と講師との対話を通して、心の問題に対して「児童精神科医だからできること」と「心理職だからできること」、さらには「教育や保育だからできること」を考えていきたいと思います。
 講師陣は名古屋大学医学部児童精神医学グループに所属する児童精神科医たちです。児童精神科として長い歴史のある名古屋大学精神科「児童部」で育まれてきたエッセンスを、講師との交流を通して味わってください。

司会    松本拓真
企画責任者 堀惠子
企画協力者 小川しおり

参加費(全5回) 一般料金   20,000円
           メンバー料金 10,000円
※メンバーは、「ここあの広場」(支援者メンバーのオンラインサロン)の「児童精神医学講座」グループ内で、講義後のQ&A参加や、アーカイブ視聴(12月末まで)ができます。ぜひメンバーとしてご参加ください。

プログラム
第1回 2022年8月5日(金)19時半~21時
ASDを持つ子どもたち 講師 小川しおり先生(日本福祉大学)

ASDの子どものなかには強迫症状、排便排尿の問題、昼夜逆転、ゲーム依存、暴力など対応の難しい症状を抱えることがあります。そうした問題に児童精神科医はどう考え、どう対応するのかを聞いてみましょう。

第2回 2022年9月2日(金)19時半~21時
子どもの不安をどうみるか 講師 小川しおり先生(日本福祉大学)

子どもの心の問題には必ず「不安」が関わります。不安症群としての「分離不安、パニック、社交不安、恐怖症、選択性緘黙」のそれぞれの特徴と対応の基本について学びます。

第3回 2022年10月7日(金)19時半~21時
子どもの抑うつと気分の波 

講師 岡田俊先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 知的・発達障害研究部)
子どものうつ状態、気分の波のようにみえるものに対して、発達障害との関連もふまえて、医療が必要な見極めポイントと最新の薬物治療について教えてもらいます。

第4回 2022年11月4日(金)19時半~21時
少年非行と愛着障害 講師 森川真子先生(愛知少年院)

荒れている子どもをどう理解し、どうアプローチすればよいのか、その始まりは幼児期に遡るかもしれません。虐待や愛着障害の問題も含め、少年院勤務経験のある講師に伺います。

第5回 2022年12月2日(金)19時半~21時
児童精神医学総論 講師 野邑健二先生(名古屋大学 心の発達支援研究実践センター)

児童精神医学の歴史、子どものこころの専門医制度および研修プログラムの始まりなどの現状をお伺いし、児童精神科医が心理職、教育・保育、福祉に求めること、多職種連携について考えます。